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2018-07-07 | | | 公開講座:ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容 |
ロバート・フラハティ監督作品『モアナ 南海の歓喜』(1926年制作/1980年サウンド版/2014年デジタル復元版)が劇場公開されます。アテネフランセ文化センターで開催される公開記念講座では、各講師の多角的なアプローチから、ドキュメンタリーの父と呼ばれるロバート・フラハティの歴史やその業績を通して、ドキュメンタリーの変容をとらえ直すことにより、私たちがドキュメンタリーとこれからどう向き合うべきなのかを考えます。
『モアナ 南海の歓喜』公開記念
公開講座:ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容
- 第1回
●6月22日[金]19:00
- 「ドキュメンタリーに向かって ― ロバート・フラハティの映画人生の始まり」
参考上映(抜粋):
『24 Dollar Island』監督:ロバート・フラハティ/1927
『Manhatta』監督:チャールズ・シーラー&ポール・ストランド/1921
講義:村山匡一郎(映画研究者)
第2回
●7月6日[金]19:00
- 「ポリネシアの映像・文学・人類学 ― フラハティを中心に」
参考上映(抜粋):
『南海の白影』監督:W.S.ヴァン・ダイク二世/1928
『タブゥ』監督:F.W.ムルナウ/1931
講義:金子遊(映像作家・批評家)
第3回
●7月27日[金]19:00
- 「「あの島の調べ」を具象化する ― 『モアナ』サウンド版の制作背景」
参考上映(抜粋):
『モアナ(サイレント版)』監督:ロバート・フラハティ/1926
『アラン』監督:ロバート・フラハティ/1934
特別上映(全編):『夢で逢えたら』監督:七里圭/2001/20分
講義:森田典子(映像史研究者)
特別ゲスト:七里圭(映画監督)
第4回
●8月10日[金]19:00
- 「『モアナ 南海の歓喜』のデジタルリストアを通して、映画の復元を考える」
講義:とちぎあきら(フィルムアーキビスト)
第5回
●8月25日[土]13:00
- 上映&シンポジウム「ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容」
参考上映:
『流網船』監督:ジョン・グリアスン/1929/16mm/40分
『ルイジアナ物語』監督:ロバート・フラハティ/1948/16mm/77分/日本語字幕なし
※『ルイジアナ物語』は日本語のダイアローグリストを配布します。
登壇予定者:村山匡一郎(映画評論家・研究者)、金子遊、マーク・ノーネス(ドキュメンタリー映画研究者)/司会:森田典子
- [会場]アテネ・フランセ文化センター(東京都千代田区)
- [料金]
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通し券(当日券のみ):4,000円
当日1回券:一般1,200円、学生・シニア1,000円、アテネ・フランセ文化センター会員800円
- [主催]グループ現代 上映部
- [共催]アテネ・フランセ文化センター
- [問い合わせ]phone: 03-3341-2863(グループ現代 上映部)
詳しくはこちら アテネ・フランセ文化センター Webサイト:ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容
関連企画 『モアナ 南海の歓喜』劇場公開 Webサイト