2008-05-30 | | | 金曜上映会のお知らせ〈6月−7月〉 |
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を中心に上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画など映画館やテレビ・ビデオなどではなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映します。
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
- ●6月13日[金]…〈柳澤壽男監督と福祉映画〉
14:00、19:00(2回上映) - 『甘えることは許されない』監督:柳澤壽男/日本/1975/16mm/105分
■重度身体障害者のためのワークショップ。映画は彼らの生活を淡々と記録する。しかし最後の15分間、一人の身障者がズボンをはき車椅子に乗るまでを見せられたとき、我々は初めて彼らの日常の実態を知ることになる。
DocBox #13:「福祉映画づくり、いってこいの関係」(柳澤壽男監督講演記録)
●6月27日[金]…〈愛と憎しみの果て〉
14:00、19:00(2回上映)- 『永遠の人』監督:木下惠介/出演:高峰秀子、仲代達矢、佐田啓二、田村正和/日本/1961/モノクロ/16mm(原版35mm)/107分
■激動の昭和に生き、翻弄されながらも自分を見失うまいとする女性。阿蘇の麓に繰り広げられる人間愛憎劇。
●7月11日[金]…〈ヤマガタから生まれる映像作家たち セルフドキュメンタリー〉
14:00、19:00(2回上映)- 『思春期亡霊』監督:鏡慶吾/2007/ビデオ/25分
『家族現想』監督:高橋由衣/2007/ビデオ/27分
『みんなでうたってる』監督:小林香織/2007/ビデオ/22分
『蜘蛛と羽虫の記憶』監督:大森宏樹/2007/ビデオ/33分
■東北芸術工科大学の卒業制作から、セルフドキュメンタリーをセレクトして上映。ここヤマガタでも、映像と作り手が育っています。
●7月25日[金]…〈日本アニメーションの父 政岡憲三〉
14:00、19:00(2回上映)- 『茶釜音頭』監督:政岡憲三/日本/1934/16mm/10分
『べんけい対ウシワカ』監督:政岡憲三/日本/1939/16mm/13分
ほか 合計約70分
■今や世界を席巻する「ジャパニメーション」の祖、政岡憲三。戦前から戦後にかけて作られた美しくも儚い世界をご堪能下さい!
協力:神戸映画資料館
※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
※金曜上映会についてはこちらをご覧ください。
[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
会場地図
[料金] 鑑賞会員無料(年会費3,000円 当日入会可)、当日会員(当日のみ有効)1,000円
[主催] 特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[問い合わせ] phone: 023-666-4480(映画祭事務局)