| 2004-12-09 | | | 金曜上映会のお知らせ〈12月−1月〉 |
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室を会場に毎月2回（第2、第4金曜日）上映会を開催しています。ライブラリー収蔵作品を含むドキュメンタリー映画や、戦前の無声映画、映画史に残る名作、自主製作作品や、実験映画、アニメーションなど、普段映画館やテレビ・ビデオなどでなかなか見る機会が少ない作品を中心に上映しています。会費1,000円で月2回の上映会を半年間お楽しみ頂けます。是非ご利用ください。
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー金曜上映会
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●12月10日［金］…〈アメリカという国――ワイズマン・ドキュメント その3〉
14:00、19:00（2回上映） - 『霊長類』アメリカ/1974/105分
- 16:30（1回のみ上映）
- 『多重障害』アメリカ/1986/126分
■現代アメリカの諸相を様々な切り口で描写し続けるフレデリック・ワイズマン監督の、なみおか映画祭提供による山形未公開作品連続上映の3回目。霊長類研究所を取材した『霊長類』は今回特集の白眉、数々の「実験」にさらされる猿たちの表情の奥に私たちは何を見るか。福祉の現場に取材した『多重障害』を同時上映します。
●12月17日［金］…〈幻の映画よみがえる〉
14:00、18:30（各2回上映）- 『特急三百哩（マイル）』監督：三枝源次郎/出演：島耕二/1928/約70分
『赤い犯行』監督：若松孝二/出演：神山卓三/1964/約90分
■戦前のサイレント映画『特急三百哩』は長らく失われたと思われていた作品。若き機関士が主人公の恋物語でもあるが、何と言っても蒸気機関車の迫力ある疾走シーンが見物。鉄道ファン必見。検事の妻とその義理の弟に濡れ衣を着せられたサラリーマンの復讐劇『赤い犯行』も同時上映。大阪のプラネット映画資料図書館提供による映画史の空白を埋める2作品を上映。
●1月14日［金］…〈新春ちゃんばら大会／錦之助＋橋蔵〉
14:00、18:00（各2回上映）- 『風と女と旅鴉』監督：加藤泰/出演：中村錦之助、丘さとみ/1958/90分
『若君千両傘』監督：沢島忠/出演：大川橋蔵、花園ひろみ/1958/85分
■戦後映画人口のピークは1958年だが（約11億人、国民一人が年11回映画を見たことになる）、その中でも東映時代劇は人気の中心であり錦之助や橋蔵の映画には老若男女多くのファンがつめかけた。今回は股旅映画の名作と言われる『風と女と旅鴉』と、次男坊若君の活躍をコミカルに描いた『若君千両傘』を上映。くつろいだ気分でお楽しみください。2005年もどうぞよろしく。
●1月28日［金］…〈小川紳介の映画〉
14:00、19:00（2回上映）- 『三里塚の夏』監督：小川紳介/1968/108分
- 16:30（1回のみ上映）
- 『満山紅柿』監督：小川紳介＋彭小蓮/2001/90分
■1992年2月7日に小川紳介監督が亡くなってもうすぐ13年になる。彼を偲んで代表作「三里塚」シリーズの第1作を上映する。上山の干柿をテーマにした小品も同時上映。東北芸工大図書館の小川プロ特集と併せてご覧ください。
2月以降の予定 ※変更もあります。
- ●2月18日［金］…〈F・フェリーニ特集（予定）〉※2月11日は祝日につき変更
●2月25日［金］…〈映画祭2003アンコール 13〉- 『ウイ・ノン』監督：ジョン・ジョスト/アメリカ、フランス、イタリア/2002/115分
●3月11日［金］（作品未定）- ●3月25日［金］（作品未定）
※上映作品が急に変更の場合があります。遠方の方はご来場前に番組をご確認ください。
※金曜上映会についてはこちらをご覧ください。
[会場] 山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー試写室
会場地図
[料金] 会員入場無料（友の会会員
半年1000円 当日すぐ入会できます）
[主催] 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会
[問い合わせ] phone: 023-666-4480（映画祭山形事務局）